コインインフォメーション

2018年は80%のICOが上場できていない現状

ICOがなかなか上場できない訳

「ICO Rating」というICOの格付けサービスによりますと、400件以上のプロジェクトが今年2018年の第1四半期で行われたという事ですが、取引所に上場しているのはその内89件でおおよそ全体の20%という報告がされています。
また、ICOで10万ドル以上の資金調達を行なったプロジェクトはおよそ200件とのことです。

しかしながら、これらの数字は把握されているICOに限られているとのことなので、現在CoinMarketCap上に登録されている仮想通貨だけでも、およそ1600銘柄あることを加味して、把握されていないプロジェクトを合わせるとICO全体件数はもっと増えると言われています。

Bitcoin.com」が、ICO後の取引所への上場の難しさと、上場後も決して安泰ではない現状を以下のように分析していますので、何故80%のICOが上場できてないかの参考になりそうです。

●取引所に上場するには、トークン発行者の多大な上場手数料負担があります

仮想通貨取引所によって手数料の差はありますが、上場時に要求される手数料は「10万ドル(約1,100万円から300万ドル(約3.3億円)にも及ぶ」とのことで、世界有数の仮想通貨取引所であるBinanceは、700万ドル(約7.7億円)徴収する場合もあったとのことです。

この結果、多くのトークンが「人気のない、流動性の低い」非中央集権型の取引所にしか上場していない現状が明らかになったとしています。

●ICOが成功する事が前提条件
もし、そのICO(第一市場)において、全ての発行トークンを売り切ることができなかった場合、余ったトークンを破棄(バーン)したとしても、第二市場となる仮想通貨取引所は、(ICOの時よりも需要が低くなるため)興味を示されない傾向にあるとしています。
ICOで10万ドル以上の資金調達ができたのは50%とされていますが、人気のある取引所へ上場するには手数料分もカバーして調達する必要があるということです。

また、大手の仮想通貨取引所は、取引所の信用を損ねないために、平均20日以上にも渡る綿密な調査(デューデリジェンス)を行いますので、そのICOトークンが一定以上の基準を満たして「ICOトークンが詐欺でないか、セキュリティの基準を満たしているか」なども必要になります。

●上場後の廃止リスク
例えば、日本の仮想通貨取引所であるCoincheckが、マネーロンダリング対策の一環として、ダッシュ(DASH)、モネロ(XMR)、ジーキャッシュ(ZEC)、オーガー(REP)の取り扱いを停止しています。

今年上場してもほとんどがICO価格割れ


ICO価格割れとは、例えば1トークン50円とICO時点で投資したトークン価格よりも、上場した後の価格が1トークン25円になってしまうなどと下がってしまうことです。

取引所に上場すると、ほとんどのトークンがICO価格割れしてしまうのは、「ICO直後に上場」してしまうからです。

仮想通貨のICOも、従来の会社やビジネス事業、プロジェクトと同じように、ICOで集まった資金を元に開発して徐々に事業を展開していき、事業が回り出して実績が評判になってきた頃に取引所に上場するのであれば、価格を維持・上昇できるでしょう。

また、「上場直後の価格上昇を狙って売り抜ける」事が仮想通貨では流行ってしまっているので更に悪循環とも言えるでしょう。

詐欺ICOに引っかからない最低限の守る事


ここまでお読み頂きますと、ますます「どうにか良いICOに投資して、上場直後の価格上昇を狙って売り抜けたい!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういう心理を逆手に取った詐欺ICOが残念ながら必ずあります。

従いまして、ここは冷静になって、
詐欺ICOに引っかからない最低限の守る事を以下にまとめてみました。

◯ そのICOはどのように知りましたか?
● 他人から誘われた案件には注意
儲け話は、持ちかけた人が儲かるから伝えようとします。ICOは自分から調べましょう。

● TwitterなどのSNSでの情報には注意
「仮想通貨女子」、「仮想通貨サラリーマン」などを名乗り、LINEなどのホットラインアカウントを聞き出そうとしたり、過剰なPRをしたり、セクシーな写真や贅沢な写真の使用などで、ICOではない情報商材などを販売しようとしているかも知れません。

● ネット広告で見かける案件には注意
本来ICOは、「開発者の技術力で将来的に成功させるプロジェクトのビジョン」であれば、開発者の経歴や技術力、ホワイトペーパーで資金調達できますので、広告を打つ事自体が不自然です。

◯ そのICOを実際に調べましょう
● 開発者の顔写真や経歴を調べましょう。
実在する人物かどうか、複数回検索しましょう。

● 有名人や芸能人、セレブリティーの名前で推薦されている。
彼等が勝手に使われていないか、公式ページやSNSなども検索しましょう。

● ホワイトペーパーにプロジェクトの説明がきちんとあるかどうか。
ホワイトペーパーがホントに中身が薄く真っ白かも知れません。
githubで検索して知り合いのエンジニアに見てもらうのもいいでしょう。

● 紹介すると高い報酬がある
ネズミ講の様になる事を押しているような、高い紹介料を用意している案件には参加しない方がいいでしょう。

● 日本語と英語のみのICOサイトに注意
本来ICOは、様々な国から資金調達しますので、人口が多い中国語やヒンディー語などにも翻訳されていないのは不自然で注意が必要です。

● 甘い保障の言葉や条件の文言には注意
値上り保障や価格保障、買取り保障、限定販売、独占販売、代理店のみしか購入できない、最低購入価格が設定されている、政府公認などの言葉遣いです。
情報弱者を安心させる為の、甘い言葉には乗らない方がいいでしょう。

くれぐれも、大事な資金を詐欺師に回さないようにしましょう。

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